QAサポートサービス:テスト実施環境の重要性
更新日:2023/02/20
ソフトウェアテスト/第三者検証においてテストを実施する環境は非常に重要になってきます。今回は機材に関するアレコレをお話したいと思います。
検証を始める際の準備
いざ、検証を始める際にどういったことを準備するでしょうか。テストを開始する前には様々な確認と準備が必要になってきます。テストの目的や狙い、実施範囲、期間、予算、人員、場所、成果物・・・etc。
その中の一つにテストを実施する環境があります。
開発中であればテストツールなどで確認を行うと思いますが、やはり最終的な確認を行うのであれば実際の稼働環境を用意しての検証が重要かと思います。
開発しているソフトウェアがPCやスマートフォン・タブレット向けのアプリケーションなのか、それともブラウザ上でのシステムなのか、はたまた家庭用ゲームなのかと様々です。
こういった機材を準備するのは結構大変だったりします。
稼働環境って沢山ある
言うまでもありませんがスマートフォンやタブレットって沢山の種類がありますよね。画面サイズも各社でバラバラですし、OSもiOS/Androidとあります。
Android端末だけで2022年はキャリア別もカウントすると50機種以上が発売されています。
ブラウザ上での確認が必要なテストであればMicrosoft Edgeなのか、Google Chromeなのか。AppleのSafariやMozillaのFirefoxというのもありますよね。
パソコンの環境もまた様々な種類が考えられます。
稼働環境の事を考え始めると、とんでもない数になるのがお分かりいただけるかと思います。
これは余談になりますが、機材の購入手続きや管理方法(OSのアップデートや保管の仕方等々)も考えだすととんでもなくコストがかかる訳です。
環境によって気を付けるべきことが山ほどある
これだけ沢山ある稼働環境なのですが、準備の際に色々と気を付けなければならないことがあります。例えばスマートフォンやタブレットだとOS毎の特性やVersionの違い、機種による画面サイズやディスプレイのノッチの位置はどうなっているのか。GPU/CPUなどのスペックによる挙動に違いが出やすいのか。ユーザーのシェア率はどうなっているのか等がありますね。
パソコンもWindows/Macによって仕様が変わりますし、推奨環境のスペックも意識して準備しなければいけません。(最近だとChromebookもありますよね)
家庭用ゲームもSwitchやPlayStation、Xboxとありますがそれぞれで機材にも種類が分かれていますし、各メーカーのガイドラインについても気をつける必要があります。
普及はこれからだと思いますがSteam Deckもありますし、VRヘッドセットも多種多様ですよね。
機材使用料は〇〇です
これまで記載した通り、検証を行う上で稼働環境・機材というのはかなり重要になってくる訳です。ところが機種変更を行う時に切実に感じると思いますが最近のスマートフォンは値段が高いのです。
(スマートフォンのみならず物価が上がってますから・・・)
でも品質を高めるためには実際の機材で検証を行う方が信頼性も高まります。するとどうしても機材の確保費用というのがネックになってきます(汗)
自社で揃えるには費用も管理コストも高くつきます。
社内に数百台の機材があると考えてみてください・・・・。購入稟議・管理場所・管理方法など非常に手間がかかります。
そこで外部の会社へアウトソーシングすることで機材にかかるコストを減らせる訳ですね。
しかもIMAGICA GEEQでは機材をどれだけ使っていただいても使用料は発生しません!
例えば1か月間で10台使用しても、100台使用したとしても機材にかかる費用は無料です。
上手く活用していただければコストを削減しつつ、最大限の検証成果を得られるかと思います。
浮いた機材費用でさらに入念な検証を行うべく、工数を増やしたり検証回数を2巡・3巡と回すことができるのではないでしょうか。
まとめ
稼働環境に関する重要性と費用についてご理解いただけたでしょうか。
検証を進める上で絶対に必要となってくる機材は、費用としても切っても切れない関係です。そういった面でもIMAGICA GEEQがサポートできれば幸いです。
QAサポート部では業務システムやWebサイト、ゲームのテスト検証を行っています。
常にユーザーとお客様のことを考えて作業に臨んでおりまして、様々な経験を積んで精進しております。
今後もさらにサービス向上へと繋げていく所存ですので、ソフトウェアテスト・第三者検証でお困りごとが御座いましたら、お気軽にお問合せよりお声がけください。